会議は「対面」が主流でしたが、「移動」「場所の確保」といったコストが発生します。
リモートワークなど働き方の多様化に伴い、「決まった場所に集まること」のハードルも上がっています。
会議の開催方法を、対面からオンラインに移行しましょう。
オンライン会議サービスは、「Zoom」「Google Meet」「Microsoft Teams」のいずれかを導入すれば問題ありません。
本記事では、オンライン会議の基本操作をはじめ、以下についてご紹介します。
- オンライン会議だからこそ使える便利機能
- オンラインでも、相手に伝わりやすい会議にするためのコツ
- オンライン会議をより快適に進めるためのおすすめアイテム
会議に伴うコストを削減し、より濃密なコミュニケーションの時間を増やしましょう。
会議の主流は、「対面」から「オンライン」に切り替えよう
会議は、お互いの顔を見て、テキストでは伝わらない感情などを共有できる場です。
これまでは対面で行う会議が主流でしたが、リモートワークなど働き方が多様化したことで、対面であることが「時間」と「場所」の大きな制約にもなりえます。
オンラインをメインとした会議に切り替えることで、会議の良さを活かしつつ、対面にはないメリットも得ることができます。
- 移動にかかる「時間」「交通費」といったコストが削減できる
- 自席などから会議ができるため、参加メンバーが集まるためのハードルが下がる
- リモートワークの社員や、外部顧問、取引先などとも繋がりやすい
オンラインで開催可能な会議の例
オンライン会議は、場所の制約がないことが強みです。
いわゆる「会議」のほか、以下に挙げるものもオンラインで問題なく進行できます。
全体会議
10名以上が集まるような大規模な会議では、参加者全員が入れる会場を押さえておく必要がありました。
オンラインであれば、会場不要で100名以上の会議にも対応できます。
外部顧問との打ち合わせ
顧問契約している会計士や弁護士がいる場合、打合せのために来社いただくことが、相手方への負担になりえます。
オンラインであれば来社の負担が減りますし、来社の交通費を自社負担していた場合は、その費用を削減できます。
商談
対面の場合、会社の所在地から遠く離れた場所の見込み客には、会いに行くだけでも相当なコストが必要でした。
オンラインに切り替えることで、物理的な距離を気にせず営業をかけることが可能です。
採用面接
従来の採用面接は、応募者に来社いただく必要があります。
応募者に待っていただく場所を確保したり、面接会場へ案内したりするなどの対応も必要です。
オンラインであれば、応募者の控室が不要で、時間になったらすぐに面接を行うことができます。
また、面接場所を問わないことでUターン/Iターン就職といった方の参加ハードルが下がるため、採用できる方の選択肢が広がります。
セミナー開催
自社製品やサービスをお使いの方向けに、使い方レクチャーなどを行う場合にも、オンライン会議で対応できます。
対面の場合、セミナー会場に合わせて応募者数に上限を設けなくてはなりませんでした。
オンラインであれば100名以上参加できるため、よほど大規模でなければ「上限なし」でセミナーの案内をすることが可能です。
問合せ対応
会議とは少し異なりますが、問い合わせ対応にも使えます。
問い合わせ内容の説明をしたいとき、電話やメールでは伝わりにくいケースがあります。
そのような時はオンライン会議用のURLを相手へ共有し、画面を見せながら説明することで相手の理解が早まります。
オンライン会議サービスはこの3つから選べばOK
オンライン会議サービスは、結論
- Zoom
- Google Meet
- Microsoft Teams
のいずれかを導入すれば問題ありません。
自社の予算や、普段利用する業務ツールとの相性から、導入するサービスを選びましょう。
それぞれ、簡単にサービスの特徴を紹介します。
Zoom
Zoomは、圧倒的な知名度を誇るオンライン会議サービスです。
「使ったことがある」「サービス導入済み」という企業も多いため、操作方法で相手が迷いにくいサービスです。
Google Meet
Google Meetを利用する場合、会議の開催にはGoogleアカウントが必要です。
GoogleカレンダーやGmailと連携できるため、「カレンダー空いている日時に会議を設定する」といった操作もスムーズです。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、WordやExcelといったOffice製品との連携が強みです。
オンライン会議のほか、コンテンツ共有や共同編集、チャットが1つのアプリで完結するため、全体的な業務効率化につながります。
各サービスの無料プランは機能制限がある
各サービスは無料からも利用できますが、機能制限があります。
| ツール名 | 無料/有料 | 制限時間 | 録画機能 |
|---|---|---|---|
| Zoom | 無料 | 40分 | ローカル保存のみ可 |
| Zoom | 有料 | 30時間 | ローカル・クラウド どちらも可 |
| Google Meet | 無料 | 1対1は24時間 3名以上は60分 | 不可 |
| Google Meet | 有料 | 24時間 | 契約プランによる |
| Microsoft Teams | 無料 | 1対1は無制限 グループ会議は60分 | 不可 |
| Microsoft Teams | 有料 | 30時間 | 契約プランによる |
上記の他、
- 会議に参加できる人数
- 文字起こし機能の有無
- 問合せなどのサポート体制
といった点で、無料プランには制限が設けられています。
会議にかかる時間や参加人数、使いたい機能を考えると、有料プランの契約は必要投資と考えた方が良いです。
オンライン会議の基本操作
オンライン会議の基本操作は、大きく「開催準備」と「開催中」に分かれます。
会議の開催準備
会議の開催日時を指定し、会議にアクセスするためのURLを発行します。
発行したURLは、会議に参加するメンバーへ共有しておきましょう。
会議の開催中
発行したURLにアクセスすると、会議用の画面に移ります。
「マイク」をオンにすると、自分の会話が相手に聞こえるようになります。
「カメラ」をオンにすると、自分の顔などが画面に映ります。
相手に資料などを見せたい場合は、「画面共有」のアイコンをクリックします。
マイクをずっとオンにしておくと、キーボードのタイピング音や雑音も拾ってしまいます。
自分が発言しない時は、オフにしておきましょう。
音のハウリングやエコーに注意
オンライン会議でよくあるトラブルが、音のハウリングやエコーです。
同室の複数名が、それぞれマイクとスピーカーをオンにしていると、お互いの音を拾い合ってハウリングやエコーが起きやすくなります。
マイクとスピーカーは1部屋につき1台を共用するか、全員がイヤホン等を着けることで対策しましょう。
オンライン会議だからできる便利機能
対面の会議には無い、オンラインならではの便利機能を紹介します。
録画
会議に参加できなかった人が、録画データを見ることで後から内容を確認できます。
部下が行った商談を、上司が確認してフィードバックに利用したい時にも使えます。
録画データは動画のため、データ容量が大きくなります。
ファイル添付による録画データ共有は、なるべく避けましょう。
共有フォルダに保存して、見たい人にアクセスしてもらうのが最適です。
文字起こし
会議中の発言を、その場で文字起こしする機能があります。
議事録を一から作成する手間が省けるので、効率化につながります。
背景の変更
背景画像を設定する機能は、
- 社名や氏名を載せる
- 企業製品やオンライン名刺のQRコードを貼る など
工夫次第で自社PRに利用することができます。
ただし、画面に自分の顔が映ることを加味して、背景画像の中央は十分に余白を取りましょう。
チャット送信
話者の会話を遮らずに、メッセージを送ることができます。
- セミナーでの質疑応答
- URLの共有
- 音声が聞こえない時のコミュニケーション
などに利用できます。
上記の便利機能は、無料版・有料版の安価プランの場合は、制限がついている場合があります。
欲しい機能が使えるか、サービス導入時によく確認しましょう。
相手に伝わりやすいオンライン会議にするための工夫
オンライン会議では、相手がその場に実在するわけではありません。
そのため、対面よりも感情が伝わりにくいというデメリットがあります。
相手に伝わりやすくするために、以下のような工夫をしましょう。
光が当たる場所で行う
逆光や、暗い場所でやりとりをすると、顔が見えづらくなってしまいます。
顔がよく見えるよう、光が当たる場所で会議を行いましょう。
ややオーバーにリアクションする
特に、相手の話を聞く側になっている時、無表情のまま動かないでいると「接続が止まっているのかな?」と思われそうな絵面になります。
ややオーバーにゆっくりうなずくなど、リアクションが伝わるようふるまいましょう。
また、説明や質問の際に、手振りも使って話すことも効果的です。
音声や画面の反映を確認する
オンライン会議では、話をしたり聞いたりしながらアイコンのオン/オフ操作をするため、
- 話しているつもりが、マイクオフになっていた
- 資料を見せているつもりが、画面共有できていなかった
といった操作ミスが起きがちです。
「声は聞こえているでしょうか?」「資料は見えているでしょうか?」といった声掛けをして、相手の反応を確認してから進行しましょう。
目線はカメラに向ける
対面では、相手の顔を見て話すことで自然と目が合いますが、オンラインで画面上の相手の顔を見ると、視線が別方向に向きがちです。
初めは慣れないかもしれませんが、目線はカメラに向けましょう。
オンライン会議をより快適にするアイテム
複数名で開催する会議や、相手への印象をより良くしたい場合に、あると便利なアイテムを紹介します。
パソコンとオンライン会議サービスがあれば基本的に進行できますが、「少し不便だな」と感じたら購入を検討してみましょう。
イヤホン
スピーカーから音が出る状態で会議をしていると、周りの人にも聞こえます。
周りの人の集中力を削いでしまう可能性があるため、イヤホンを付けて会話が聞こえないように配慮すると良いです。
ただし、リモートワークなど職場以外で会議をする場合は、第三者に内容を聞かれる恐れがあります。
機密保持の観点から、イヤホン着用は必須としましょう。
Webカメラ
PC搭載のカメラよりも、顔がはっきり見えて印象が良くなります。
また、同室に複数名が集まる会議では、全体を俯瞰できる場所にWebカメラを設置して全体を見せることもできます。
スピーカー
複数名が参加する会議では、1台のパソコンで声を拾うのが難しくなります。
参加者の中央にスピーカーを置くことで、発言者の声が拾われやすくなります。
PCスタンド
PC搭載のカメラは、パソコンをデスクに置いて使うと、相手を見下ろすような視線になってしまいます。
スタンドに乗せてパソコンの位置を高くすることで、カメラ位置も上になり視線の改善につながります。
ライト
オフィスの光ではどうしても暗くなってしまう場合に、購入を検討しましょう。
顔が明るく見えることで、見栄えが良くなります。
また、オンライン会議中のインターネット通信が遅いと、画像や音声が途切れてしまいます。
接続が不安定になる場合、ルーター増設や買い替えといったネット環境の見直しも検討しましょう。
まとめ:オンライン会議を開催してみよう
オンライン会議は、場所や規模の制限なく会議を開催できます。
以下のいずれかを導入すればOK。有料版がおすすめです。
- Zoom
- Google Meet
- Microsoft Teams
会話、資料共有といった基本操作のほか、オンラインだからできる機能があります。
- 録画
- 文字起こし
- 背景の変更
- チャット送信
オンライン会議に移行することで、対面の会議で発生していた「移動」「場所の確保」といったコストがなくなります。
浮いたコストを、より濃密なコミュニケーションの時間にあてましょう。
使いこなすには何度か触る必要がありますが、慣れれば非常に快適になるはずです。
まだ導入していないという方は、無料版からでもぜひ試してみてください。
